内容説明
尾鷲悠次(おわせゆうじ)と浅川将(あさかわまさる)は幼馴染(おさななじ)みで、ともに19歳の大学生。将は祖父母の家に住み、悠次はそこの居候(いそうろう)である。夏のある日、悠次は突然、猫や犬の鳴き声を言語として解し、会話さえできるようになった!! 浅川家の猫・タマが授けた能力らしい。しかし、大好きな将にではなく、なぜ悠次に? 悠次は、合コンで坂田(さかた)リサという女子大生と知り合うが、マンションで飼っている猫・ロキが最近何か訴えてくるという。彼女の部屋に出向くも、ロキでは要領を得ない。将は賢(かしこ)いタマを番犬ならぬ番猫としてリサの部屋に…果たしてタマが目撃したものとは!? 痛快ヒーリングファンタジー登場!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
11
(03年)なんの拍子か、ペットの犬猫の声が日本語に聴こえるようになった青年の、トラブル巻き込まれ事件簿、第一巻。聞き耳頭巾青年の相棒の美青年の、正論で一刀両断する潔さがいいです♪唯我独尊のお猫さまは、わがままさが猫らしくて愛らしい。好きなシリーズです。一気に読みたい、でもじっくり読みたい…。2014/01/04
なんぱん
4
借り本。犬や猫に好かれる体質って、羨ましい!2014/03/15
hisoka 秘
0
霊感探偵倶楽部の再読に疲れて軽いものをと思ってさらに再読。動物の言葉がわかる見た目はいいが虚弱体質で鈍い大男の悠次と天下無敵の悪魔の美少年、幼馴染の将、自称お釈迦様から沢山の命をもらった猫タマのお話。動物好き、料理好きならかるーく楽しめます。2013/07/09
里希
0
ある日突然動物の言葉がわかるようになってしまった大学生とその幼なじみ。BLじゃないけどBLチック。さらっと読めます。まだ謎はたくさん。2009/12/09