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内容説明
運気向上の占いとして「風水」ブームが続いている。ところが本来の風水とは、勝利や繁栄を呼び込むために、時の権力者によって利用され続けてきた学問だったのだ。それは王都の設計や遷都を決したり、戦における布陣や戦術を選ぶ際に活用されてきたという。本書は、人気女性風水師である著者が、学問としての風水に着目しながら、日本史の謎を解き明かすという、画期的な試みである。著者によれば、古代の桓武天皇、戦国の信長や信玄、さらに家康らは、みな風水の力を活用していたそうだ。とりわけ興味をそそられるのが、徳川幕府がなぜ260年間も繁栄を誇ったのかという謎解きだ。その答えは江戸城を中心に、風水理論に基づいた理想の町づくりが実現できたからだという。反対に、天下統一の志目前に倒れた信長は、彼の居城である安土城の位置と建築法を誤ったために、運気を逃してしまったのだという。知られざるもうひとつの日本史が、今明かされる!
目次
序章 予定されていた李朝五百年の運命
第1章 転々とする都、不動の都の謎
第2章 運命を分けた戦国武将たちの謎
第3章 関ヶ原の合戦
第4章 徳川二百六十年、幕府繁栄の謎
第5章 蘇生する藩、悲劇の藩の謎
第6章 大転換期が生んだ傑物たちの謎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
結城あすか
1
居城の相といえば聞こえは良いけど、実態はワイドショーでやってるような風水による家相判断を、お城でやってみましたという印象にょ。そういう個々の具体例をもっともらしく解説してるだけで、体系だった風水理論を紹介したりしてるわけでもないから、素人目には風水的な命運の結果なのか、それとも史実に合わせて理屈を当てはめてるのか、良くわからないにょ。2003/06/04
キリ
0
風水はその性質上「常に後出し」であり、それは風水先生も自覚している。その自覚された後出しの上で、後世の視点で風水的に歴史を読むとどうなるか、というのを具体的に描いた一作。ぶっちゃけ風水知らないとオモシロ本の域を出ない。なお、都市計画や建築に関する風水は戦前まであったとする説もある。2016/03/26
kenwatan
0
軍師は 風水学 を学んだ人だったのですな。 江戸五色不動初めて聞いた 目白、目赤、目黒、目青、目黄の各不動尊 御三卿 も 初めて知りました。 篤姫が田安家の家達の面倒見ていたの なぜかな?って思っていた。 徳川家達なるほど。 そして、風水学を 家康が封印したとか、おそるべしだぜ 家康&天海2015/10/28
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