内容説明
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日本人の生活を支えてきた職人の技、そこから生まれる生活道具は、プラスチック製品の出現などにより衰退の一歩をたどっている。生活道具の域を超えてしまった価格、継承者不足など問題点は多々あるが、それでも日本独自の文化である。その文化をどうしたら守り続けていかれるのか? 作り手たちの努力、使う人たちの思いを、著者が全国11か所に足を運び、名士たち21人と対話してまとめあげた待望の職人論。
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
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どの職人の世界でも、後継者不足で、わざの継承に課題をもっていることは知ってはいた。だが、作品を介して、市場で評価される以上に、付加価値である、職人の魂に直接触れる、会話というものの意義が感じられる好著となっている。手間も暇もかかっている、という意味では、農山村の仕事全般に言えることである。しかし、工芸や民芸、手仕事は、道具を丁寧に維持し、維持された道具でいい作品を創り、それを次世代への贈り物として継承していく営みであろう。職人を通じてひとのこころの本質を見る気がする。2012/06/17
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