光文社文庫<br> 台風娘 - 長編小説

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光文社文庫
台風娘 - 長編小説

  • 著者名:薄井ゆうじ
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 光文社(2014/01発売)
  • 夏を先取り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/29)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334733889
  • NDC分類:913.6

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内容説明

「僕は風子(ふうこ)と結婚するつもりです」「台風21号と結婚? 方法はあるのかね」「いまから考えます」南の島でダイスケの胸に生まれた小さな恋の竜巻。それは、コンピュータや人工衛星を駆使しての予想を遥かに裏切り、やがて超弩(ど)級の台風になっていく。発達し勢力を増した風子はついに日本へ上陸。この恋はもう誰にも止められない! 魅力的で荒々しい現代の女神の物語!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YO)))

2
台風のような、ではなく、台風そのものの女の子、との、一過性の恋の物語。神話的と言うにはポップなノリだし、ヒロインの可愛いらしさを軸にした極めてキャラクタ・ドリヴンな作品だし、「ポケベル世代のラノベ」とも言えそう(表紙絵を変えてメディアワークス文庫辺りから出したらいいかも?)。終盤に至って物語の導線が混乱を来すのは、薄井氏の悪癖じみた定石だけれど、それでも「すべては渦の運動で成り立っている」というテーマの遠心力の内には辛うじて収まっていて、氏の作品の中ではまとまりがある方だと思う(というファンの論理)2012/06/22

茶々太郎

1
少し芦原すなおとか池上栄一あたりを思い出させるテーマながら、いまいち。おそらく長いのだな。もっとシンプルに展開した方が好ましい。裏表紙のあらすじを読む限りでは期待していたんだけどなあ。2012/09/08

A'

1
薄井さんの小説は、時折無性に読みたくなる。淡々として、現実というものの境目がすっと薄くなりそうな。今回の話もとてもすてきだった。哲学的ですらある。そういえば、うすいさんの名前も「雨水」と書くと天気の文字が入ってますね。2011/08/07

HoppyMojo

0
台風がくると、読んだことを思い出すなぁ。 もう1回読むか。2013/09/16

みしぇる

0
かわいい作品。 台風娘に恋をしたら大変。振り回されちゃう。 と思っていたら、おじいさんが出てきて、ちょっと興ざめ。

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