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内容説明
国交のない韓国の高齢の母に会わせてやりたいという李羲八さんの執念が、大国のソ連を動かす。韓国政府もできなかったことを一民間人が実現し、何千何万人もの人々が続く前例になった。貴重な聞き書きと関連資料集。
目次
聞き書き(朝鮮時代;樺太時代;日本時代)
資料(聞き書き「南樺太・内渕炭鉱の思い出」(朴魯学)
樺太残留者帰還請求訴訟(第一次樺太裁判)関係文書
「在樺太韓国人帰還のための調査及び救済の申立書」
詩「哀愁の海峡」
国会質問主意書及び回答
年譜
地図)
著者等紹介
長澤秀[ナガサワシゲル]
1951年、福島県会津若松市生まれ。早稲田大学卒業、明治大学大学院修士課程修了、立教大学大学院博士後期課程退学。高校教員、塾講師、美術学校経営を経て、現在に至る。在日朝鮮人運動史研究会会員。「海峡」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。