内容説明
幻の大陸に住むという青の一族は、人類の敵なのか? 青の民と時空を共にした男は、青い鱗でおおわれ、犠牲になるらしい。阿川真知は全身を鱗でおおわれつつある暮間清治とともに、ハワイ島で危機管理委員会の加藤に捕らわれていた。一方、木梨香流は、孵化した巨大な蛾・カトカラの背に乗って自在に京都や、琵琶湖の上空に浮かぶテニアン島を行き来していた。香流の恋人でビシマの攻撃力を制御できる唯一の存在・真行寺君之の前に元妻ジュディが現れる。その狙いは? そして蠢き始めた闇の神々と神官の恐るべき罠とは?※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
6
2002年7月徳間ノベルス刊。書き下ろし。シリーズ6作目。新しい要素がひとつ加わった。が、たったひとつで、しかも、展開は遅い。次に進みます。2020/10/14
ねぎまぐろ
1
★★2023/09/27
マスオ
1
再読。筒井が生きているようなので、よかった。2012/06/03
kazehakase
1
【BOOK】ネタバレ_20090727-0803_芋虫は綺麗な蛾?になりました。なんだかとんでもないパワーを持っていそう、やっぱモスラだよね。ハワイ勢と京都勢、あちらこちらの人々のお話がだんだん絡まってきますが新興勢力?も出てきたし、まだまだ目が離せないのですが次の一巻でお話はとりあえずまとまるのか?2009/08/04
朱音
1
今回初登場(でもないけど)なのはカトカラ君(雄か雌かわからないけど…)かも。活躍してるしね。闇の神官側のほうはなにやってるのかあまり進展がないところ、こっち側の味方、といっていいのかわからないけど役に立つものが増えるのはいいことだよね。2003/02/27