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内容説明
前著『ザ・ゴール』で、工場閉鎖の危機を見事に救ったアレックス。それから10年が経ち、ユニコ社多角事業グループ担当副社長として手腕を振っていた。そんな彼をグループ会社の売却問題、家庭の問題など次々と難題が襲う……。ジョナに授けられた問題可決手法で、再び危機を乗り越えることはできるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろき@巨人の肩
82
今回は、ボトルネックが市場に移った際のマーケティングのTOC理論。学びは3点。根本的な問題は「マネジャーは、部分最適化を達成することで、会社を運営しようとしている」ということ。「マーケティングとは、新しい策を打ち出すことではなく、マーケット・セグメンテーションのメリットを活かすことにある」と定義して、顧客の視点でボトルネックを解消する。2つ目は企業のゴールの再定義。株主、従業員、顧客の視点で価値を提供する。不況時の対策は、従業員レイオフではなくレジリエンスな組織とする点は時代を先取りしている。2024/02/14
わたなべよしお
19
「1」より、こっちの方が面白かったかなぁ。「1」は製造現場に特化していたけど、今度は思考法という幅広く適用できる内容だった。有効性は高そうだが、実際にやってみるのは相当、大変そうだ。それでも十分、参考になる。2021/09/11
ヨクト
18
仕事の糧に。前作では工場再建が前面に出ていたが、本作ではよりTOCという考え方の思考プロセスを中心に構築されていた。そして、前作だけなら運用効率化を図るのがTOCという認識になりがちだが、TOCは日常、人間関係にも役割を持つ、非常にフレキシブルな思考プロセスであるとわかる。クラウド、UDE、問題構造ツリー、ネガティブ・ブランチ。まずは、頭の硬いおっさん方を柔軟にすることから始めねば。2014/11/22
aiken
16
2002年の本。電子書籍。もう20年も経った。前作やこの本の基本的な思考を某社の研修で教わった。同じ業界の転職先の会社は、この思考方法は上辺だけのものとしていた。で、20年後、二社の差は歴然としている。ブレイクスルーやレバレッジ、ハブや仕掛けの見つけ方の基本が示されある。あとがきや解説にもあるとおり、生産現場だけで用いられるものではないことを主人公とともに一生懸命説いてくれる本だった。この本の神髄の理解は日本企業より外資の方が優っているように思えた。同調圧力に負けず若い頃から実践するに限る思考方法だ。2021/11/30
あつお
15
真因解析手法。 本書の内容は、トヨタ式カイゼンにおける「なぜなぜ」と似ている。が、複合的な真因解析に適している点で大きく異なる。本書の主な内容は①問題の洗い出し、②要因の羅列、③真因の特定。①ボトルネックとなる要因を見つけたら、それを起点としてツリーを描いていく。②想定される要因の一つ一つを「クラウド」と呼ばれる四角形で描き、繋げていく。③最終的に因果関係が分かるように矢印を引く。複数の事象が絡み合うこともあれば、一つの根「真因」に辿り着く場合もある。対策あるのみ。 問題への対処時に使いたい手法です。2023/04/03
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