内容説明
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バロックって何? クラシックってヨーロッパのものなの? バッハは何を聴けばいいの? オペラってどこがおもしろいの?──作曲家や演奏家、指揮者に歌手、コンサート作法からCDメッタ斬りの、ほかでは書けないホンネを書いた大事典!
目次
まえがき
第1章 クラシックってなに?
クラシックってなに?──官能と邪悪の賛歌がクラシックだ!
バロック音楽ってなに?──人工的なおもしろさを楽しむ
古典派ってなに?──成熟したアダルト音楽か?
ロマン主義ってなに?──万年青年の大暴れ?
印象主義ってなに?──繊細で曖昧な美しさ
民族楽派ってなに?──国民国家は国民芸術を求める
題名があったりなかったりするのはなぜ?──なくてもいいことはいいのだが……
交響曲ってなに?──クラシックの代名詞
管弦楽曲のおもしろさとは?──オーケストラ音楽のキモ
協奏曲ってなに?──クラシックで最も生ぐさいジャンル
ソナタってなに?──ソナタの起源は「楽器による歌曲」
弦楽四重奏の魅力──構造や緻密さを楽しむ
ソナタ形式ってなに?──弁証法的物語を音楽で表現
クラシックはヨーロッパのもの?──国際化は商業化
クラシックとキリスト教──やはり無視できない精神構造
クラシックより古い音楽ってあるの?──クラシックの歴史はたかだか二百五十年
バロックより古いクラシックってあるの?──ルネサンス音楽はエロ
クラシックの作曲家はいまもいるの?──生きているのにクラシックの不思議
楽譜の秘密──好きな曲に「入れ込む」ためのツールとして
クラシックと演奏の文化史──「演奏」がとやかくいわれる歴史的背景
第2章 こんな作曲家がいるのだ
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678~1741)──すばしっこいのがとりえ、ではない
ヨハン=セヴァスティアン・バッハ(1685~1750)──バロックの天才をCDで知る
ヴォルフガング=アマデウス・モーツァルト(1756~1791)──天才すぎてチョコレートにまでなる不幸
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770~1827)──楽聖呼ばわりされた気むずかし屋
フランツ・シューベルト(1797~1828)──冬の荒土をさすらいつづけた永遠の辻音楽師(ルビ:ライアーマン)
エクトール・ベルリオーズ(1803~1869)──革命の時代が生んだ自家中毒性反逆児
フェリックス・メンデルスゾーン=バルトロディ(1809~1847)──ゼクシィも唖然の名作ぞろい
フレデリック・ショパン(1810~1849)──ゲイバーのマダムが語るピアノ詩人
ローベルト・シューマン(1810~1856)──市民社会の規範のなかで屈折するロマン主義
フランツ・リスト(1811~1886)──インチキ聖職者の神秘の世界
アントン・ブルックナー(1824~1896)──きわめつけの変人による傑作交響曲
ヨハネス・ブラームス(1833~1897)──高音・多湿・暗所はお好き?
ピヨートル・イリッチ・チャイコフスキー(1840~1893)──生涯で最もたくさん泣いた作家
アントニン・ドヴォルザーク(1841~1904)──ボヘミアの鉄道マニアは、発想豊かなメロディ・メーカー
クロード・ドビュッシー(1862~1918)──20世紀音楽はワーグナーの呪縛から解放されたか?
グスタフ・マーラー(1860~1911)──虫けらに全宇宙を見たマージナル・マン
リヒャルト・シュトラウス(1864~1949)──テクニックのお化け
新ウィーン楽派──おしゃべりにあてはめて考える
ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ニョンブーチョッパー
ぴーっち
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