究極!クラシックのツボ

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究極!クラシックのツボ

  • 著者名:許光俊
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 青弓社(2014/07発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784787271488

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内容説明

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バロックって何? クラシックってヨーロッパのものなの? バッハは何を聴けばいいの? オペラってどこがおもしろいの?──作曲家や演奏家、指揮者に歌手、コンサート作法からCDメッタ斬りの、ほかでは書けないホンネを書いた大事典!

目次

まえがき

第1章 クラシックってなに?
 クラシックってなに?──官能と邪悪の賛歌がクラシックだ!
 バロック音楽ってなに?──人工的なおもしろさを楽しむ
 古典派ってなに?──成熟したアダルト音楽か?
 ロマン主義ってなに?──万年青年の大暴れ?
 印象主義ってなに?──繊細で曖昧な美しさ
 民族楽派ってなに?──国民国家は国民芸術を求める
 題名があったりなかったりするのはなぜ?──なくてもいいことはいいのだが……
 交響曲ってなに?──クラシックの代名詞
 管弦楽曲のおもしろさとは?──オーケストラ音楽のキモ
 協奏曲ってなに?──クラシックで最も生ぐさいジャンル
 ソナタってなに?──ソナタの起源は「楽器による歌曲」
 弦楽四重奏の魅力──構造や緻密さを楽しむ
 ソナタ形式ってなに?──弁証法的物語を音楽で表現
 クラシックはヨーロッパのもの?──国際化は商業化
 クラシックとキリスト教──やはり無視できない精神構造
 クラシックより古い音楽ってあるの?──クラシックの歴史はたかだか二百五十年
 バロックより古いクラシックってあるの?──ルネサンス音楽はエロ
 クラシックの作曲家はいまもいるの?──生きているのにクラシックの不思議
 楽譜の秘密──好きな曲に「入れ込む」ためのツールとして
 クラシックと演奏の文化史──「演奏」がとやかくいわれる歴史的背景

第2章 こんな作曲家がいるのだ
 アントニオ・ヴィヴァルディ(1678~1741)──すばしっこいのがとりえ、ではない
 ヨハン=セヴァスティアン・バッハ(1685~1750)──バロックの天才をCDで知る
 ヴォルフガング=アマデウス・モーツァルト(1756~1791)──天才すぎてチョコレートにまでなる不幸
 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770~1827)──楽聖呼ばわりされた気むずかし屋
 フランツ・シューベルト(1797~1828)──冬の荒土をさすらいつづけた永遠の辻音楽師(ルビ:ライアーマン)
 エクトール・ベルリオーズ(1803~1869)──革命の時代が生んだ自家中毒性反逆児
 フェリックス・メンデルスゾーン=バルトロディ(1809~1847)──ゼクシィも唖然の名作ぞろい
 フレデリック・ショパン(1810~1849)──ゲイバーのマダムが語るピアノ詩人
 ローベルト・シューマン(1810~1856)──市民社会の規範のなかで屈折するロマン主義
 フランツ・リスト(1811~1886)──インチキ聖職者の神秘の世界
 アントン・ブルックナー(1824~1896)──きわめつけの変人による傑作交響曲
 ヨハネス・ブラームス(1833~1897)──高音・多湿・暗所はお好き?
 ピヨートル・イリッチ・チャイコフスキー(1840~1893)──生涯で最もたくさん泣いた作家
 アントニン・ドヴォルザーク(1841~1904)──ボヘミアの鉄道マニアは、発想豊かなメロディ・メーカー
 クロード・ドビュッシー(1862~1918)──20世紀音楽はワーグナーの呪縛から解放されたか?
 グスタフ・マーラー(1860~1911)──虫けらに全宇宙を見たマージナル・マン
 リヒャルト・シュトラウス(1864~1949)──テクニックのお化け
 新ウィーン楽派──おしゃべりにあてはめて考える
ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ニョンブーチョッパー

8
★★★★☆ 昔の作曲家への辛口コメントはなかなか痛快だけれど、演奏家に対しての辛辣コメントは、自分が演奏するわけでもないのに、よくそこまで言い切れるものだなと、逆の意味で感心する。でも、「辛口で」コメントすることが求められている「仕事」なのだろうと想像する。20年前の本なのでさもありなんと思うけれど、今の時代、もう少しマイルドな方が好まれるんじゃないかと思う。2023/09/11

ぴーっち

0
文章がユーモアたっぷりで分かりやすいので非常に読みやすいです。クラシックの種類(古典派、バロック音楽)、作曲家、指揮者、演奏家、おすすめコンサートやCDについて知りたい方にお勧め。2013/01/04

hr

0
かなりの斜め読み流し読みで読了。2010/04/02

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