内容説明
凄まじい死傷者を出した内ゲバ。その歴史と原因の徹底解明。
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目次
序章 なぜいま内ゲバの検証が必要か
第1章 革共同両派の内ゲバの歴史・理論と実態
第2章 内ゲバ―その構造的暴力と女性・子ども
第3章 内ゲバの主要因―新旧左翼の唯一前衛党論
第4章 スパイ、転向、内ゲバで潰滅した戦前日本共産党
第5章 日本共産党の「五〇年問題」と党内抗争
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナリボー
5
5/10 内ゲバが起こる背景や、社会運動との反比例的な盛り上がりについては何となく理解出来たが、なぜ過激な内ゲバが繰り返されるかの理解は出来ず遠い世界の話やその言い訳を聞いているような感覚を覚えた。2024/01/26
受動的革命
1
第二次ブント解体期の内ゲバを幼子を連れて通過した生田あいの論考、かなり生々しくインパクトがあり、党内での女性差別糾弾闘争の重みを確認。一方で、旧左翼世代の著者による戦前・50年代日共の内ゲバを新左翼のそれと重ね合わせる理解は、訓示を得るところ多くありつつもいささか拙速ではないかと感じた。2025/03/30
tatubuu
0
感想はこちら。 http://tatubuu.livedoor.blog/archives/14469090.html 学生運動の検証、総括本は目立たない。団塊の世代がもうろくするまでに、もっと出版してほしい。運動の結果が、安倍政権の出現とは。2019/01/04