文春文庫<br> 燃える地の果てに 〈上〉

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文春文庫
燃える地の果てに 〈上〉

  • 著者名:逢坂剛
  • 価格 ¥641(本体¥583)
  • 文藝春秋(2014/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167520021

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内容説明

最後の核爆弾一基が見つからない! スペイン上空で核を搭載中の米軍機が炎上、墜落した。事実をひた隠して懸命の捜索を行う米軍。放射能汚染におびえる村人。ギタリスト古城邦秋を待ちうける虎口の数々……。跳梁するスパイの狙いは? 過去と現在、二つの物語が衝撃的に融合する! 現代ミステリの奇跡と謳われた名品の登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Zann

40
★★★★☆装丁にそそられず長らく積んでいたのだが、読み始めると止まらなくなった。素晴らしいギターとスペインの片田舎と核爆弾。急ぎ下巻へ。(81)2021/08/27

ひよこ

32
◆スペインの田舎町上空で核爆弾を搭載した米軍機が衝突事故を起こし、更に爆弾の1基が行方不明になった。事実を隠蔽したい米軍と放射能汚染で不安が広がる住民たちの周りで、アメリカと敵対するスパイが暗躍する。◆色々なレビューや書評で絶賛されたとのこと。上巻では住民たちの間に放射能汚染の不安が広がりつつあるが、まだ大きな混乱も起きていなくて平和(?)。下巻でどんな展開になるのか期待!2016/12/23

マムみかん(*感想記入少なめです*)

30
(か~な~り~長期間埋もれさせていた・笑)積ん読崩し。 現在と30年前の物語が、希少なギターを介して融合するサスペンスフルなミステリー。 核汚染の恐怖は、未だに解決していない問題ですね。 東西冷戦時代ならではのスパイの暗躍もあり、下巻の展開も楽しみ☆2020/05/20

アマニョッキ

28
先輩男性が「これ面白いから読んでみて」とくれた本です。 表紙にあまりそそられずしばらく放置していたのですが、読み始めたらむちゃくちゃ面白い! 過去と現代のお話が交互に進んでいきますが、読みにくさもなくぐいぐい引き込まれます。 引き継ぎ下巻へ突入します。2016/07/07

鈴木拓

18
面白くて読書がグングン進む。感想は下巻後に。2020/05/04

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