内容説明
今までわかりやすい説明がほとんどされてこなかった「触媒」の素晴らしい働きを,誰もが納得できるようにやさしく解説。
ここでは,2つの分子や原子が結びついて新しい分子ができる実験が登場。はげしい実験も出てきます。そうした化学変化の中での「1コ1コの原子や分子の働き」を予想しながら,探検するように楽しく原子の世界が理解できるようになっています。
「原子分子の発見と啓蒙の年表」付。
サイエンスシアターシリーズって?
「芸術やスポーツを楽しむように科学を楽しもう!」と1994年から1999年,東京・早稲田大学の国際ホールを会場に行われ,大好評だった「サイエンスシアター」。その公演内容が本になりました。
★★ もくじ ★★
第1幕 分子と分子が出会うとき
化学変化がおこるための条件
第2幕 固体と液体の表面
金属と水と活性炭
第3幕 白金の不思議なはたらき
その「表面の原子」の触媒作用の正体
第4幕 白金黒の異常なはたらき
火をつけないのに,いきなり爆発するなぞ
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目次
第1幕 分子と分子が出会うとき―化学変化がおこるための条件(酸素ガスと水素ガスをまぜたら水の分子になる? ペットボトルに水素ガスをいれて火をつける ほか)
第2幕 固体と液体の表面―金属と水と活性炭(表面にある原子は、相手が半分しかいない 水の表面の分子たち ほか)
第3幕 白金の不思議なはたらき―その「表面の原子」の触媒作用の正体(「白金=プラチナ」という貴金属の登場 白金の表面の原子 ほか)
第4幕 白金黒の異常なはたらき―火をつけないのに、いきなり爆発するなぞ(「白金黒」というもの コンタクトレンズの洗浄剤に使われている白金黒 ほか)
カイロの発明物語