角川文庫<br> ミステリーのおきて102条

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角川文庫
ミステリーのおきて102条

  • 著者名:阿刀田高
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • KADOKAWA(2013/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041576229

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内容説明

ミステリーの禁じ手とは? 知り合いの刑事が指摘した推理小説の盲点とは? 推理小説家の最大の悩みや、江戸川乱歩賞を選考する苦労とは?古今東西の書物に通じ、作家としても読み手としても第一級の著者が、豊富な読書歴をもとに小気味良いタッチでミステリーの魅力を紹介する。推理小説の読み手にも書き手にも薦めたい、傑作ミステリーガイド!

目次

小説の上手投げ
おもしろい本はどこにいる
破られた法則
悪の楽しさ
グリーン家の思い出
密室のユーモア
平次親分に再会
江戸川乱歩賞
推理小説は棒高跳びだ
地球の研究〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

39
101.田代湖にて 〜泣くなよ泣くな。田代湖で殺した。あの犯人はノア。カウ・ボウトで逃亡か。夜目遠目に目を止めよ。〜 わかる人にはわかる目くらまし。2015/06/21

KAZOO

27
阿刀田さんの文庫本の中では私の再読率が一番高い本だと思います。阿刀田さんがどのようなミステリーを読んでそこからかなりのヒントをご自分の作品に生かされていると感じています。ここに紹介されている本はまだまだ読んではいないのですが、読むたびに読んでいない本の付箋紙が少しづつ減っていく気がしています。2014/08/07

マッちゃま

26
兎にも角にも僅かなネタバレも許さないと自認される方は読まない事を強く勧めます。ミステリ好きが楽しめる、同じ(僕が同列のように語るのは烏滸がましいのですがレベチでも好きな気持ちは一緒という強引な括りという意味で)ミステリ好きのエッセイ。ほぼ毎日少しずつ読んでおりましたが、まあ〜ナルホドの嵐。同じ読み手(カッコ内上記同文)としては勿論、本職ならではの視点もコチラに分かりやすく書かれております。古典やミステリ以外のジャンルはややネタバレ気味ではありますが、ゆえに未読のミステリの面白さを伝える難しさも感じました。2021/07/06

yokmin

20
新聞連載のショートエッセイ。著者の博識ぶりにはあきれるほど。他著を限りなく読んでいる。作家とは「読書と創作を半分づづくらいおこなう人」なのか。エッセイの中で紹介される他作家のたくさんのミステリーを読んでみたくなった。1年くらいかけて読んでみようかな。最後のエッセイにいわく「考えてみると、読書くらい便利な楽しみはほかにない。いつでも、どこでもたった一人で、だれにも迷惑をかけずにおこなうことができる。しかも安価である。対象となる本は限りなくたくさんある。・・」2017/11/26

Syox

19
興味深い話が多くあり、エッセイとしてもミステリーの構造を知る上で読むにしてもとても面白く為になりました!2024/07/25

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