内容説明
人間関係がうまくいかず、鬱病気味の人が増えている一方で自分のことしか考えられない人が多いのも事実。この違いは一体どこからくるのでしょうか。それを解くカギがこの書にあります。気にするな、と言われても気にせずにはいられない、「悩みの遺伝子」保持者たちへの21世紀型人生指南書。
目次
第1章 悩みの遺伝子(悩みの遺伝子が見つかった 憂鬱なとき、人は誰かを責めている ほか)
第2章 なぜ人の言葉が気になるのか(嫌われていると知って楽になった 道が渋滞して悩む人、楽しめる人 ほか)
第3章 不幸に慣れた人たち(苦しいことは望ましいこと 幸せになるために生まれてきた人 ほか)
第4章 人生は不公平なものだから(人の不幸が心を癒す 人生は不公平なもの ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すし
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「心の不平等」という表現はとてもよく表した言葉だなと思いました。金銭的な不平等よりも格差が大きいもなので一番考慮すべきてものだと自分も思いました。自分の育った環境や遺伝的なもので自分がそうなりたくなくても性質が決まってしまうこの不公平な世の中をどう生きるのか。まず自分が心にハンディを持ったという事実を受け入れることで、そこから戦略を考えていくことが大事とのこと。自分の生き方を見つめて他の人と比べないこと、茨の道を歩まざるを得ないことを覚悟することの重要性を改めて認識しました。2025/05/01