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内容説明
「人望」―この不思議に魅力的な言葉。これはいったい何だろうか?単なるリーダーシップでもなく、人気やカリスマとも違うようだ。また、わが国特有のものなのか、いつの時代にも要請されるものなのか?これまで、どの組織でも漠然と話題にされてきた「人望」について、日本史のなかから、あらゆる切り口によって、その本質を探ろうと試みるビジネスマン待望の一冊。
目次
第1章 「人望」は人気ともカリスマともちがう
第2章 「人望」の要件は何か
第3章 人を動かす「人望」とは
第4章 なぜこの人に「人望」がないのか
第5章 「人望」は地位や肩書きではない
第6章 現代人が「人望」から学ぶもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おらひらお
5
2001年初版。歴史上の人物を題材に人望について検討した一冊です。内容は軽く読めるもので、いわゆる電車内で立ち読みできる本です。疲れている時にはいいかもしれませんね。2014/01/21
1.3manen
3
このところ集客を8回やったが1回しか成功しなかった。それで自らの人望の無さを嘆き、自虐的にならざるを得ないが、本著は「人は責任をとる人についていく」(152ページ~)というので、責任をとらずに無責任に対応する人は人望がないということだろう。有名人は人望がある人か、どうか。この命題も興味深い。日本史上の人物を素材として、人望を研究するというのは独創的に思える。人望は、有名人だから当然あるのが当たり前だろうか。少し非人間的なことや失言などで足元をすくわれる有名人は、人望があったのに失うのは一瞬。人望とは信頼。2012/11/25
桂けい
2
人望は、人気ともカリスマとも異なる。人望は、魅力の枠組みで一括り出来るので、区分けが難しい所。この本でも、分ける解説はなされていますが、読み手の理解力もあって、区分は難解だな~と、思いました。 只、軽く読むには適した一冊ですし、北条早雲を人望ある武将の一人に推してる辺りが、好感度高めです☆2016/07/24
hr
1
今の小和田氏からは考えられない作風の本。時代だなあ。2024/12/27
taa
1
想定よりあっさりとした内容だったなー。 事例が浅く広くといった感じ。 これなら、歴史学者の小和田先生が書かなくてもいいんじゃない?って思ってしまった。笑 歴史に馴染みのない方には手軽に読めていいかも。2022/10/02
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