新鉄拳チンミ（１２）

著者名：前川たけし【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063337822

内容説明

逃亡を図るジライに手を焼くホウジュン。ジライは隠し持っていた金塊とともに船で川へ逃げるが、そこに現れたのは、川の漁師を率いるボウロだった！　一方、ボルと対峙するチンミは、“教わらずとも体得できる”という恐るべきボルの能力を知る。追いつめられるチンミは、残された反撃の一手――封印されていた大林寺（だいりんじ）拳法の奥義「雷神」でボルをとらえることができるのか……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[AKF-ZERO]

ボルの穿孔破を躱しながら、ついに通背拳を決めたチンミ。硬気功により肉体強化したガードの上からとはいえ、ハンパない威力の通背拳でダメージを与えましたが、それでも穿孔破を混じえたボルの攻撃は、衰えるどころか更なる猛攻へ。対するチンミも、『雷神』発動の第一段階の点穴で高めた気による曲芸地味た通背拳を駆使しながらの対抗。いやあ凄い、ボルの脚を踏み込んで通背拳を放ったのは驚きましたね。しかも通背拳の踏み込みは、石畳も凹むような『震脚』ですから、それ自体でもダメージとしてはデカいですしね。

2023/03/26

[北白川にゃんこ]

ボル将軍が相手なら雷神を使わざるを得ない

2022/03/03