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内容説明
徳川幕府が、薩摩藩島津家に命じたのは、美濃尾張国にまたがる三河川の治水工事だった。そのためには、十五万両という莫大な費用が必要だった・・・巨匠が描く、壮大な傑作時代劇巨編第２弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緑虫＠漫画
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★★★★2016/05/15
貴人
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日本が誇れる武士、劇画の組み合わせのある意味極北。未完の作品であるが、本作の充実感はまたとない。とにかく1巻に絵、魂が凝縮しているので男が好きな人間には是非試しに読んでいただきたい。薩摩武士にこそ男らしさの滑稽、純潔、矛盾が集中しているといっていいと思う、おススメです。2014/11/27
MIRACLE
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薩摩藩が宝暦年間に木曽・長良・揖斐川の河口でおこなった治水工事の、逸話を描いた作品（全五巻）。第二巻は、薩摩藩士が現地に到着する直後の様子を描く（ただし、工事はまだ。十話を収録）。2013/03/26
フォロスト
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最近、「ひきこもりの長男を、父親が世間様に迷惑だと思い殺した」のが話題だが、そういうお話が薩摩義士伝にあったなぁと思い、該当部分を再読。知的障がい者を家族に抱える男が、村の迷惑にならないように治水工事に出発する前に殺してきたお話。日本人にとって、こういう話は「美談」である。2019/06/06
