内容説明
女性に不自由したことのないプレイボーイが、無垢な牧師の娘に熱をあげて……。■ルースは、小さな村で牧師の娘としてつつましく育った二十二歳。親から独立し、広い世界を知るために、一年半前にロンドンに出てきた。雑誌社で雑用係の仕事についた彼女が一人オフィスで残業をしていた夜、不気味な足音が耳に届いた!入ってきたのは見ず知らずの男性で、ルースは震えあがった。彼が社の新しいオーナー、フランコだとわかってほっとしたのも束の間、彼の男っぽい魅力にどぎまぎしてしまう。こんなに強引で心を乱す男性に出会ったのは初めてだった。一方、フランコは、今どき珍しいほど無垢なルースに心を惹かれた。そして、女性に不自由したことのない彼が、初めて思い悩む。彼女ともっと親しくなるにはどうしたらいいのだろう?翌朝、フランコはルースをオフィスに呼び出し、ある仕事を持ちかけた。彼とチームを組むことを条件に。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちはや
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2003.3.23 ★★★
まとい
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牧師の娘に熱を上げてしまったプレイボーイの話。このお嬢さん、心根が優しいのはわかる。でも何かと思慮に欠け、相手を思い遣る行為が逆に火に油を注いでしまう子なんですわ。後半ヒーローが青筋立てて半笑いする姿を何度も思い浮かべてしまった。暴走したヒロインの茶番劇によく付き合った。(何度かヒロインにマジギレしてる)もうギャグの領域だよ。げらげら笑って楽しめるのは重苦しい雰囲気が一切ないからなんだよね。これイラっとする人はするだろうなーと。私は好きだな。2015/11/11




