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内容説明
1992年と2000年,2度の宇宙体験は,科学者・毛利さんの頭と心に何を与えたのか.意外に楽しい宇宙ぐらし,ノーベル賞級の発明も夢ではない科学実験,きびしい宇宙飛行士の訓練,地球上の子どもたちとの交信.それらの貴重な体験を紹介しながら,私たちの生き方・考え方について,おだやかながら強いメッセージを発表する.
目次
目 次
1 これが宇宙空間だ
丸みとむくみ
宇宙酔い
筋力も変わる
体を貫く白い光
感覚の変化
任務の重さとストレス
無重力の世界?
無重量の世界
飛行機で無重力を体験
重さのない世界
まっすぐに飛ぶ粒子
空気のない世界で
新しい環境で生活すること
2 あこがれの宇宙飛行士へ
宇宙との出会い
すべてを変えた三〇秒
人工太陽をつくる研究
宇宙での仕事の目的
宇宙飛行士を選抜する
宇宙飛行士の訓練
ペイロードスペシャリストの訓練
ミッションスペシャリストの訓練
ミッション固有の訓練
子どもの数だけ星がある
危機管理の二つのポイント
打ち上げ直前
訓練の意味
「ユニバソロジ」への実感
3 宇宙ぐらしも悪くない
スペースシャトルとは
呼吸はどうするか
衣類は綿一〇〇%
宇宙食
人気メニューあれこれ
テーブルマナー
水をどうしているか
ごみと排泄物の処理
洗顔、歯磨き、ひげそり
睡眠は楽しい
生活空間としての宇宙
4 宇宙で科学実験
物質のふるまい
デモンストレーション実験
均一な組成の半導体単結晶をつくる
鉛すずテルル半導体結晶成長実験
インジウムアンチモン半導体結晶成長実験
悪者がヒーローに
宇宙実験の常識は地上実験の非常識
宇宙で生命の発生実験をする
アフリカツメガエルの発生実験
ニワトリの発生実験
メダカの生殖行為と発生
生命体としての自己認識
宇宙授業
剛体実験
リンゴを使ったデモンストレーション
アースカム
電波を使った実験
宇宙をつうじた教育
5 地球を見る、そして帰還
ハッブル宇宙望遠鏡と天体観測
三次元立体地図づくり
人間による地球観察
宇宙から見えた国境
オーロラ
大気層と太陽の光
時間の相対性
九〇分間地球一周
第二の地球
帰還準備
日常生活にもどって
仮想現実の時代に生きる
6 国際宇宙ステーションの可能性
宇宙ステーション建設計画
「宇宙船地球号」への共感
世界の大事業に加わる喜びと困難
生命の極限への挑戦
宇宙への挑戦
7 ユニバソロジの世界観
連続する空間意識
連続する時間意識
カオスとコスモス
ユニバソロジの応用例
付 2度目の宇宙飛行から帰って
あとがき
感想・レビュー
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