内容説明
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『源氏物語』は女が男に蹂躙される不条理を見つめながらも、女を男と正面から対決させることは避けた。物語の末裔たちは『源氏』のラディカルな主題性を受け止め、『源氏』が踏み込むことのなかった男女対決の構図を深めてゆく。多彩で成熟した中世王朝物語固有の世界を解析する衝撃的論の数々。
目次
第1部 『今とりかへばや』論(『今とりかへばや』における『源氏物語』摂取(四の君密通事件の場合
四の君密通事件その後
女中納言の吉野訪問)
吉野の宮の経歴-『御津の浜松』との関係について ほか)
第2部 『我身にたどる姫君』論(『我身にたどる姫君』読解小考-徳満澄雄著『我身にたどる姫君物語全註解』に寄せて
『我身にたどる姫君』における二つの女系-対立と融和の年代記ほか)
第3部 女の物語論・断章(女の物語論のために-「世の中」の基底
『在明の別』覚書-女院のかぐや姫的性格について ほか)
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