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内容説明
人生においては、常に「隣の芝生は青い」。他人が、「やっていること」、「持っているもの」、すべてが、自分より恵まれているように見えてしまいがちだ。そんなことから、誰もが、人生という迷路にはまってゆく。たとえば、「自分が本当にやりたい『仕事』とは何なのか?」ということについて、答えを出せず悩む人は数多い。「今の仕事は自分に合っていないんじゃないか?」、「もっといい仕事が他にあるんじゃないか?」……などと、堂々巡りしている。これでは、いつまでたっても気分は晴れないし、その人の人生にとって、決して得になるものでもない。そこで本書では、さまざまな事例ももとにしながら、そういう事態に陥っている人が、とりあえず、そこから脱け出すために、どのように考え、行動を起こしていったらよいのかを、わかりやすく伝授する。今をムダに過ごさないために、ぜひ読んでおきたい、書き下ろし人生論。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akira_1990
7
★-半分くらいでやめた。言ってることは正論だが、2016年にはマッチしないかも。2016/10/08
viola
4
「できる」ことしかやらないのか?「やりたいこと」をどうやって見つけたらいいのか?夜間の短大を出て、社会科教師になった例や、大学の助手になれた例が気になりました。社会の教員免許って取得できる学部が最も多いので教員採用試験最難関だし、短大ってことは2種免許なはず。よくなれたねぇ・・・・!と思いきや、40代になった○氏に対する著者はまだまだ準備、努力不足ではないかと疑問を投げかけます。そこがゴールじゃないですものね。たとえ仕事に結びつかずとも、一生かけてやりたいことがある私は幸せものなんだなぁと・・・。2011/11/01
ネモ
3
否定した書き方とかイライラしてる感じで書かれてて気分が悪くなった。何が言いたいのかよく分からない。2022/04/07
俊
3
色々考え過ぎたり、あれが嫌これが嫌言わずに、とにかくやってること(やろうとしていること)に全力を尽くすのが大事なんだなぁと。共感できない部分も多少あったが、立ち止まって悩む傾向にある自分には参考になる本だった。2013/12/21
t_hirosaki(t_hirosaki)
2
この本の要旨は、やりたいことがわからないのは集中力や持続力がないからだ、やりたいことなんて探してないで黙って目の前の仕事をやってみな――という一言に尽きるのだと思う。著者もそんなこと書いてたし。そんなことわかってますけどぉー、って口をとがらせて言ってしまいたくなるけれど、そんな自分をしてぶーたれる口を塞いでしまうくらいには、平易な文体で繰り返し、シンプルで妥当な考え方を教示してくれる本。やっぱり考えすぎは良くないんですかねえ。自分の思考は、下手な考え、なんですかねえ。そうなんでしょうねえ2014/01/05