内容説明
全身全霊を込めて水無流三郎は浪人を雁金に斬り裂く。もう幾人を冥土に送ったことか。この男、仙台藩百二十石の藩士だ。三歳より本身の脇指を受け、「竹刀は遊び、真剣で斬り覚えよ」と父から鍛え抜かれてきた。二十五歳の折、藩の武芸大会で上級者を破り、恨みを買った。水無は遂に同士へ必殺の刃を向ける……。剣豪作家が書き遺した「牙」シリーズの大団円！
感想・レビュー
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depo
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図書館リサイクル本。牙シリーズ第7作にして最終巻。遠山の金さんの弟分の東山銀四郎を主人公にした天保斬刃帖も収録。 2023/06/03
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