角川文庫<br> 旅の短篇集 春夏

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角川文庫
旅の短篇集 春夏

  • 著者名:原田宗典
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • KADOKAWA(2014/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041762110

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内容説明

ロンドンの自然博物館にある恐竜の前でじっと息を殺していると恐竜が話し掛けてくる。そんな話を友達から聞いた「私」はそのイグアノドンの標本を訪ねるが、何の物音も聞えない。がっかりしてホテルに帰ると、フロントに謎の伝言が……。(「イグアノドンからの伝言」より)ロンドン、ボストン、イスタンブール、世界のあらゆる都市へ、原田宗典が空想の旅にいざなう幻想的で不可思議な物語。珠玉のショート・ストーリー集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

97
ずっと眺めていたくなる美しい表紙が印象的な短篇集。活字は青色で目に優しい。題の通りに活字による旅行ができる一冊。作者の発想の冴えも楽しめた。「ワインになった夢」のように一度読んだらずっと心に残るアイディアを元にして書かれた短編が多いのだ。見開き1ページに収まる短編を収録した本だが、それぞれの話を読んでいると空想がとめどもなく広がっていく。夏生まれのせいか「夏の章」が楽しかった。その中で「読書好きの熱帯魚」が一番の好み。こんな魚がいたら読書がはかどりそうだ。2018/06/27

シナモン

83
2026本屋大賞超発掘本と知って手に取った。見開きに1話ずつ。ページをめくるたびにいろんな国の不思議な世界が現れる。青いインクの文字も幻想的な雰囲気にあっている。美しい短篇集だった。 2026/05/21

クプクプ

69
大人のための童話、という印象で、国内作家で言えば北杜夫に近く、海外作家でいえば、ロダーリに近い雰囲気。私は、小説よりエッセイの方が好きでしたが、この本を読んで、フィクションのよさに気づきました。2ページで、一つの短篇なので、仕事帰りに山手線で読むのにぴったりでした。新宿駅から新大久保駅までに一篇、新大久保駅から高田馬場駅に一篇、と読んでいきました。「歌うモスキート」「世界で一番美味い水」「詩人からの誘い」などが好みでした。原田宗典の本を体系的に読みたくなりました。2026/09/01

ヲム

65
たぶんフィクション?だと思いますが、この場所に行ってみたいなと思ったし、作中に出てくるこれが欲しいなって思いました。 本屋大賞発掘部門でこの作品が見つけられてよかったです! 2026/06/05

ゆいまある

62
KindleUnlimited あの「スバラ式世界」の原田宗典がまた脚光を浴びている?こちらは超短編集。色んな国を旅したお洒落で不思議なファンタジー。中には秀逸で唸るぐらい不思議世界に連れて行ってくれるものもあるが、私がこの手の短文苦手だからか、薄いウエハース何枚も食べてるみたいな物足りなさを感じた。スリランカにレモンティーはないし、タイに温泉卵はない。やはり原田宗典は爆笑エッセイがおすすめ。2026/07/10

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