内容説明
現代は神経症の時代である。神経症の本態である「とらわれ」の心理とは、どういうものだろう。本書は視線恐怖、不潔恐怖、尖端恐怖、確認癖、自己臭恐怖、対人恐怖、不安恐怖……ほか具体的症例を多数収録し、著者がアドバイス。「思い込み」と「とらわれ」の生き方から脱却したい、無理をせず自然体で生きたい、つまらないこと・くだらないことにとらわれず有意義なことにエネルギーを使いたいと悩んでいる人必読の一冊!
目次
「ふつう」であることのむずかしさ
「死」を考えるとは「生」を考えること
じたばたしても何もはじまらない
もっと自分をさらけ出して
悪い癖は薬を飲んでも治らない
過去を反省し、再出発を
自意識過剰を取り払うこと
「とらわれ」からの脱却を
劣等感の塊が、実はプライドの塊
「自分さえよければいい」という考えを変える
人生は思いどおりにならないことが多いもの
幸せになる、ならないはそれぞれの努力から
神経質な性格は形を変えれば活きてくる
逃げずに徹底的にのめり込むことも必要
自分が気にしているほど周りは気にしていない
理屈でなく体で学んでいく姿勢を
他人に感謝する気持ちをもつ
限られた命だからこそ、より有意義に生きる
人との出会いを楽しいものに代えていく
「迷ったら行動する」ことが自信に
生きる目標があれば、たいていの苦難に絶えられる
人並みに行動することで人並みの心理になる
「あるがまま」に受け入れる心を
「必ず治るんだ」という希望を
「純な心」をプラスに向けて
人に良く思われたいのは、みんな同じ