内容説明
狂信的テロリストによる事件は、その後もとどまるところをしらず、その魔の手はついにシーフォートの元へものびた。国連本部に仕掛けられた爆弾によって、シーフォートは歩くこともままならぬ重傷を負ってしまったのだ。見習生たちの復仇を誓い、傷ついた身体をおして犯人の割り出しに乗り出すシーフォート。だがその前に立ちはだかったのは、予想もしなかった驚くべき敵だった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けるぴー
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環境を争点にした政治劇かと思われた物語は後半を迎えると急転直下、新造の巨大戦艦ギャラクティックを巡る激しい戦闘へと突き進んでいく。肉体的に衰え、車椅子無しでは移動すらままならないシーフォートだが、彼の孤独で高潔な魂が自らの保身を許すはずもなく、彼はまさに争いの渦中へと身を投じていく。そしてそこには彼と共に歩んできた仲間たちの姿もあった。この後半怒涛の展開にはもはや息を止めてただただページを進めることしかできない。その余りにも悲劇的な結末は、是非とも本書を手にとってその目にして欲しい。勇敢なる魂に安らぎあれ2011/12/28
えー。
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再読。神よ、どうか彼に平穏を与えてください。2010/10/08
かお
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2000年2000/11/01
青緑
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読み終わって改めて上巻下巻の表紙を見たらグッときた。良い表紙絵。2019/10/12




