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内容説明
柳田君は慢性肝炎で入退院を繰り返している27歳の患者。だが症状はそれほど重くなく、重病患者という段階ではない。むしろ問題なのは「ナンパ柳」とあだ名がつけられるほどの、病院内でのナンパぐせ。あまりの神出鬼没ぶりに、ユキエは一時も目が離せない。ある日の検査の時間、病室に彼を迎えにいったユキエだが、案の定姿が見当たらない。どこに行ったのかと病院中を探してみると…!?(第8話)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
光芽様
11
人と人との結びは案外呆気ない。でもその人が本当にいなくなった時、慌ててしまう。寂しくも思う。勝手だけど。東京の風景を見ながら思うのよ。いってしまった懐かしい人達の事を。東の空を仰ぎ、祈る。笑ったけど、なんだかセンチになったわ。ばっかみたい。楽しく読まなきゃ損ね。2009/07/22
Wisteria
6
病院なんだから、そりゃ悲しいお話もあるよね。ギャグだけじゃない、きちんと現実的なお話もある所がこの漫画の魅力。2019/03/19
小紫
4
看護師(この漫画の中では時代のせいか看護婦、と言ってますが)の日常、ということでなかなかシビアな場面もありますが、作者の絵とユーモアに救われることもしばしば。お坊ちゃんなエリート医師と、鳶の親方とは、そりゃあ話は合わないでしょうよ(苦笑)。とは言え、その人間同士を上手くすり合わせていかなきゃならない職業人の大変さに頭が下がります。技術的な労働だけではなく、感情労働である、ということもその報酬面でも報われて欲しいものですね。2020/07/08
ヤスコ
4
面白漫画だと思って読んでいるので、小児科病棟の話には驚いた。悲しくなった。2017/07/25
みちょ
3
歯医者の待合室で。小児科病棟の話は切なすぎました。2011/05/24