内容説明
少女の暴行現場に遭遇したことがすべての始まりだった。翻訳家・諒子は、夜の街に消えた少女を追って単独捜査を開始。直後、少女の父親が銃弾に倒れた！ 邪悪な闇の底から諒子にも魔の手が忍び寄る…女探偵ハードボイルドの白眉！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
近藤
43
空手をたしなむ翻訳家の女性が主人公のクライム・アクション。正義感やウーマン・リブが曲解されがちな昨今、直球の「強く真っ直ぐな女性」を描いている。少しばかりご都合主義の気配も見え隠れするが、読後に達成感を感じる良い本。2016/12/01
ちょん
21
古い本なのに不思議と読みやすく一気読み。思いもよらない展開にびっくり、爽やかなドラマのようなラストにニヤニヤ。最近のまったり癒し系の本には無い、人情溢れる戦闘シーンになんだか懐かしさを感じました。別に戦闘したことないけども。2024/02/26
ＫＡＩＴＯ
0
楽しかったです。含みのある女性が良かった。2014/11/30
