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内容説明
ホンダ二輪世界チャンピオン復帰のドラマ! 前代未聞の画期的マシンNR-500、NS-500開発の失敗につぐ失敗からはい上がり、世界チャンピオンに返り咲くまでの“ホンダ戦士”達の苦脳と栄光の記録。
目次
第1章 UFOピストン(楕円の閃き 飛行機エンジンに憧れた男 ほか)
第2章 ミラーボールの間(そんなエンジン回るかよ 楕円ピストンエンジンは回った ほか)
第3章 屈辱のルマン(NR500初走行 バルブが飛び、ピストンが割れ ほか)
第4章 無給油作戦(ロンドン0泊3日 バック・トルク・リミッター ほか)
第5章 2と4の狭間で(尾熊を“レンタル” スペンサーで勝った ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんたろう
12
70年代後半、ホンダが世界二輪レースに復帰する。 当時、GP500と言う世界最高峰の二輪スプリントレースでは、2ストロークエンジン使用が常識だった。そこにホンダは4ストロークエンジンで挑んだ。その新開発エンジンは「楕円ピストン8バルブ」と言う驚愕構造。 レース界でのホンダ伝説は幾多と有るが、このNRプロジェクトは一般的に知られて無いのが残念だ。※2ストロークエンジンは4ストロークエンジンに比べて爆発回数が2倍なので馬力が出るのだが、燃費が悪く、排ガス浄化も困難な為、市販車のエンジンからは消えていった。2015/07/27
しーたか
0
ひさびさに本棚から出してさらっと読んだ。 こんな前例もあるので、今のF1の人たちも頑張ってください。 まぁF1はエンジン形式を劇的に変えるとかできんから、F1やめてルマンで優勝とか・・・いやいや。2015/08/17
washa46
0
あのまま開発を続けていたら、NRはどんなマシンに仕上がったのか… 2サイクルエンジンの500ccも良いけど、4サイクルの500ccも夢があって良いなぁ… 2022/03/08