内容説明
■事故に遭った私を助けてくれた彼。でもそれは彼が医者だから……それだけよ。■カトリーナは田舎道を自転車で走っていてオートバイにはねられた。オートバイはそのまま逃げ、道に座り込んでいた彼女を助けたのはちょうど車で通りかかったハンサムな医師グレンヴィルだった。カトリーナは十二歳のときに両親を事故で亡くして以来、独身の伯母と田舎のコテージでつましく暮らしている。医師は親切にも彼女をコテージに送り届けてベッドに寝かせ、外出していた伯母に代わって面倒を見てくれた。彼の親切には感謝すべきだったが、医師としての義務感からそうしているとしか思えず、カトリーナは素直になれなかった――好きじゃないわ、あんな人。それでも彼女はしぶしぶ礼状を書いて送った。どうせ私のことなんて忘れているでしょうけれど。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろうさぎ
3
最初っからいつもと違う!まず、ヒーローがヒロインと会ってすぐに、「なんてすてきな女性なんだ!」と思ってる~~!まぁ、ヒーローが忍耐強く頑張るのはいつもと同じなんですけど、、ヒロインの為にやることがすごい!ライバルが女医ってのも、読んだ中では初めてかも~~!しかも、ヒーローがはっきりと愛情を示してからもページがあって、ここからまだ姑息な手に??と思いきや、なんと結婚式が~~!!とっても幸せな部分が読める珍しい??本です!2012/12/26
びわ
1
いつも以上に穏やかなんだけど、ヒーローがはじめっから、ヒロインに夢中〜(*^^*)まあしかし、ライバル女を送ってきたからとか余計なこと言ってヒロインが怒っても理由がわからないあたりは、恋愛下手なべティヒーローだわwヒロインは男性に免疫がないからか、つんけんしちゃうのもなんか可愛かったわ(o^o^o)エピローグがしっかりあって、2人のラブを堪能できてよかった〜(。≧∇≦。)2014/02/22
mimi_chataro
0
再読。2015/01/21