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内容説明
蘭は超能力を持っている。といっても、本人にその自覚はあまりない。ところが、転校生の翠と知りあって以来、背すじがぞっとするような視線を感じたり、謎の怪人におそわれたりと、おかしなことがおこったため、のんきな蘭も、ついに調査にのりだした。事件のむこうに見えた真実とはなにか? そして超能力対決の結末は? 蘭とユニークな仲間たちが活躍するSFミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
40
テレパシーとは言っても、物や心を自由にあやつるほどの悪意をもった敵が存在するということになると真剣に怖い。ラスト近く、蘭と翠が屋上で敵と対決するシーンの会話には、とうてい中学一年生の話す言葉とは思えない迫力を感じた。1999年の第1刷。カバーイラストが別ヴァージョン。シリーズ化されているとは知りませんでした。エンクミやジュディマリなどの話題に18年の歳月を感じます。2016/09/16
チアモン
13
今度はあさのさんのこのシリーズを読もうと手に取った。小中学生向けの作品だが、とても読みやすく深い内容だと思った。私も昔、超能力を持っていたら、いろんなことに使えて楽しそうだなぁと思っていたこと・・・あります。2015/03/17
はるき
12
青い鳥文庫らしい名作。少し昔の作品だが大好きだった。テレパシー能力の葛藤何か吹っ飛ばす家族と仲間の絆。ワクワクするしドキドキする。2015/12/23
acesmile@灯れ松明の火
10
うちの長男(中1)が読みたいと言ってたので借りてきた。これってNHK(アニメ)でやってた「テレパシー少女 蘭」じゃん、って気づいたのは読み始めてからw蘭のあっけらからんとした性格と翠の素直になれない性格がおもしろくて一気に読んだ。他の人物描写もうまく、自分の中でイメージが作りやすかった。読書嫌いの中学生におすすめ。 2009/10/02
二藍
7
あさの作品が読みたくなったんだ……。ついでに未読シリーズだったので、この機会に。あさの作品のなかでもエンタメ要素を含む児童書らしい部類に入るシリーズ、だと思う。個性豊かなキャラクターは相変わらずだけど、それぞれが主張し過ぎることなくうまい具合に調和してるのはさすが。おおらかな明るさとシビアな暗い部分のバランスも読みやすくて好き。翠との友情も見ものだけど、蘭と留衣くんのラブラブっぷりにはちょっとあてられる……可愛いけども! これからシリーズ読破をめざす。2014/02/17
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