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内容説明
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男の朝はわけアリ。宿日酔いのときもあれば、別れの哀しみを乗り越えた朝もある。もちろん、ヤル気満々、快調な朝もある。写真家、エッセイスト、料理人として著名な西川氏が365日の朝食を洒脱な文章で綴った。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
目次
生姜と鰯。ちょっと濃い醤油味が御飯にいい
秋刀魚のはらわたは魚のなかでも白眉である
二日酔いにはなんといっても蕎麦
上等でない鮪は醤油漬けにするといい
どぶ汁はイメージとは違いなかなかうまい
ハイカラ好きな貴族たちが儀式化した七草粥
辛子菜の漬物の塩味と納豆はよく合う
みやげの穴子を豆腐と煮合わせる
乾燥したロスではパンとジャムがうまい
鰆の一夜干し。刺し身、焼き物、糟漬けにもいい
山東菜と油揚げの煮物。油揚げは何にでもよく合う
広東の家庭料理、広東泡菜を食べる
鮎の干したもので鮎素麺をつくる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
22
1940年生まれの写真家による朝食日記。料理や飲食、仕事のことなどを綴る。マッチョでしかも枯れた感じが面白く、叩き上げの下士官みたいな語りが勇ましい。少々男尊女卑的な物言いは、男性=観念的兵士であった、つい先日までの雰囲気を伝える。時代が変わろうとも過去の文化は消えず、個人やコミュニティに住み続けるが、これを「時代遅れ」の一言で片付けるのは浅はかで無惨なことだ。たった今浸っている風習の奇妙さには気付かないものだし、「現代的」生活も、実は慣習やシキタリまみれだからだ。言ってる自分も謙虚という訳じゃないけれど2016/12/17
miwapicco
8
朝ごはん作れる生活になってまた読んだ。 健啖ーー 昔はおおらか〜的な奥様への目線😆2019/08/09
てくてく
5
西川治氏の本は集めていて、こちらも中古本から保護した。朝食を毎日写真に撮る、それなりのものを用意するということを一年続けるのは大変だろうなと思ったり、家族、特に2人の息子さんとのやりとりが面白かったりして、楽しんだ。2016/04/29
miwapicco
4
もう、何回読み返したかわからないくらい、、、朝食食べないからこその憧れなのでしょうか。結構一汁一菜的で、今までの印象よりシンプルかも?というのが新しい発見。2016/02/21
miwapicco
3
なくなってて、やっと見つけた!なんだか無性に読みたくなる一冊、、、もう10回くらい読んでいるのでは!?もっと昔からと思ったら、意外と98年初版でした。基本一汁二菜、何気ないおかずが真似したくなるー2015/10/15