ちくま新書<br> 日本人と遠近法

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ちくま新書
日本人と遠近法

  • 著者名:諏訪春雄【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 筑摩書房(2014/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480057686

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内容説明

日本の浮世絵はなぜ遠近法をもたなかったのか。浮世絵に限らず、日本の美術は中国やヨーロッパの影響によるものを除き、独自の遠近法をもたなかった。しかし、写実の範囲を超えた造型方法である「視点の移動」が見られる。そこには日本人の伝統的なものの見方が反映されているのではないだろうか。遠近法を突破口に、浮世絵、歌舞伎、宗教から浮き彫りにされる個と全体との関係を論じた日本文化論。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぎんしょう

1
日本人とは何かを論じるときに、日本人が「こうだ」として、ヨーロッパをちらっと見て、「それみたことか」と言ってて良しとする在り方は良くないなあと思った。1998年時点で、ベルクソンの笑い論が最新だとは思えない。2011/11/05

hazama

0
アニミズムと一神教、視点移動文化。2011/08/11

seek

0
視点移動文化、部分短編思考、モザイク画などが面白かった2010/04/20

ヨードー

0
なんか遠近法とはどんどん離れていったような気が・・・2024/01/15

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