内容説明
「これからの人生を考えると、私は深々とため息をついてしまう。どうやって生きてゆけばいいのだろう、と」。夫なし、子なし、趣味なし、人生の目標なし。けれど、むなしさのあまりため息をつく単調な日常が、自分にとってはむしろ心地よく変わってきたことに、ここ数年で気づいたのだ――。覚悟を決めた大人におくる、傑作エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんぶん
11
【図書館】 OLから小説家にバツイチ、独身・・・紆余曲折があったんだろうな。40歳のひとりごとを20年後の今、読んでいる。 もの書きと言う仕事はいつの時代でも晒されてしまうから大変だなぁと思う。 やっぱり、今の考え方をエッセイで読まないとダメだな、だって、その時々で考えって変わるものだから。40代の女性にしては老成してる感が強い、そんなに外出しないのかと思った。 今の藤堂志津子を感じてみたいと思う。 2017/02/19
山のトンネル
4
40代の藤堂志津子のエッセイ2022/09/03
ふーてー
3
図書館で。タイトルに惹かれたけれど、藤堂さんの周辺の雰囲気にかなり時代を感じて、あまり親しく読めなかった。でも、この年代の人にしてはずいぶん今に通じる価値観を持っている人なんだなと思った。同年代でもうちの両親とは随分違う…。淋しい不安があったことが見えるのは、最初のまえがきだけだった気がする。2016/02/28
gram1126
1
20年前のエッセイ。いい味だしている。2015/10/10
たつ
0
発行当時40代だった独身女性著者の本音トークは、男と女のこと、人としての品格のことについてかなり感覚的に切り込み、小気味良かった。2012/09/27
-
- 電子書籍
- 『魅了』の乙女と堅物筆頭魔術師の初恋記…
-
- 電子書籍
- 和泉芳怜「Splash My Hear…
-
- 電子書籍
- 闇狐 まんがフリーク
-
- 電子書籍
- 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (下) …
-
- 電子書籍
- Thinkfree office NE…