小学館文庫<br> 西表島(いりおもてじま)ヤマネコ騒動記(小学館文庫)

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小学館文庫
西表島(いりおもてじま)ヤマネコ騒動記(小学館文庫)

  • 著者名:横塚眞己人【著】
  • 価格 ¥495(本体¥450)
  • 小学館(2014/04発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094110715

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内容説明

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ヤマネコに魅せられた駆け出しのカメラマン。わずか半月前に結婚した新妻を連れて勇躍、西表島へ乗り込む……が、そこは度はずれた自然と人間が渦巻く島だった!ヒモ呼ばわれ写真家とヤマネコが繰り広げる熱い9年間。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mayu

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この本を読んで、西表島を旅行した際に参照したフィールド図鑑の写真が、ものすごい苦労の末に撮られたものだとわかり、改めて見直してしまいました。単に写真撮影の苦労話ではなく、内地の人間が島で暮らすのが、経済面、生活面から、いかに大変かわかります。ノンフィクションですが、西表ヤマネコを追って島に移住するところから、ヤマネコから離れる決心をするまでのそれぞれの節目が、かなりドラマチックで最後まで面白く読めました。ジャングルに通いつめるうちに、段々体の感覚が研ぎ澄まされていくというのも、すごくわかる気がしました。2013/12/18

yamakujira

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イリオモテヤマネコの撮影に執念を燃やして、西表島に移住してまでヤマネコを追い続ける話。騒動記って言うから、島じゅうが大騒ぎの事件でもあったのかと思ったけれど、著者の身辺がバタバタしたってくらいのニュアンスだったのか。写真を撮ったら島を離れちゃったんだね。 (★★★☆☆)

しな

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自分も西表島に数回いったが、それでけでも虜になってしまうくらい魅力的な所だ。 しかし、自然の厳しさはここまでとは知らなかった。 ただ、9割がジャングルでほんの1割が人間の生活圏ではあるが、本にもあるように、毎年数匹は交通事故などで貴重なイリオモテヤマネコが死んでいる事実がある。 島の人々も懸命に自然や野生動物達との共存を心がけているが、人間は住まわせてもらっているという気持ちで常に感謝を忘れてはならないと感じた。2020/11/16

うたまる

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西表島に移住して天然記念物イリオモテヤマネコを追った 新人カメラマンの奮闘記。動物カメラマンの撮影における苦労話を主軸にネイチャーライフや島人との交流など、読み処の多い本だった。中でも印象深いのは二点で、一つはシロアリ、蛆虫、蚊、ムカデなどの大量発生のエピソード。大群での襲来は虫嫌いでなくともさすがに怖気づいてしまう。もう一つはヤマネコの登場シーン。小動物と虫たちでザワザワしていた森が一瞬静かになるという。まるで獣の王を畏怖しているかのようだね。そして惜しむらくは肝心の写真が一枚も無いこと。なぜなんだ?2019/01/27

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