内容説明
日常、私たちが出会うさまざまな出来事を題材にして、仏教の教えをやさしく、わかりやすく説く。おもしろくて、ためになる仏教人生論の決定版。
目次
神さまだって過ちを犯す
奴隷になるな！
福は内！鬼も内！
「出世間」ということ
ほとけさまの物差し
大岡越前守とソロモン王
カンニングのすすめ
竜を見て気絶した男
干渉をやめよう
「現在の幸福」と「将来の利益」〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kera1019
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「無宗教の日本人の不幸」で 『「他人に迷惑をかけるな」と教えると迷惑をかけずに生きられると思ってしまう。そうすると知らず知らずのうちに自分が他人に迷惑をかけてる事を忘れてしまって他人から受ける迷惑がとても嫌なものになります。自分はこんなに迷惑をかけまいと努力してるのに、あの人は平気で迷惑をかけていると他人を糾弾するようになるのです。われわれは他人に迷惑をかけて生きているのです。そして他人から赦してもらっています。他人から赦してもらっているのですから、自ら他人を赦さないといけないと思えるのです。』2013/05/13
