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内容説明
インターハイ予選県大会、準決勝の第一試合、月本vs猫田戦。スマイルは圧倒的な力の差を見せつけ、準々決勝で当たった海王の真田、そして猫田の2人をもってしても彼から1セットを奪うことさえできないのだった。そして、準決勝第2試合、風間と対戦することになっている星野だが、前の試合で悪化した膝の状態がよくない。コーチの道夫は棄権を進めるが、もうずっと長いこと、スマイルに待たれていると感じ続けていた星野は、試合を強行する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご
44
次男が卓球部に入りました。本人のグッズを買った勢いで私もおもちゃラケットを買いまして、夜な夜なリビングのテーブルで卓球してます。今日行った場所にこの本置いてあり、駆け足で読みました(アニメ視聴済み)。連載時に雑誌で チラ見したときには(なんて妙な絵なんだろう)と思ったものです。今はすごく良い。線も、人物も、構図もすごく魅力。試合の描写はホントに「マンガって素晴らしい」と再確認してしまう、止まった絵で動いてる。動きの中で心の中を描く。ああ、いいなあ。短く完結する漫画は名言祭り。少し泣く。(めちゃ泣いた)2023/10/08
いわし
29
ペコとスマイル。卓球で繋がった幼馴染。ペコの背中を見て歩くスマイル。卓越した卓球センスを持つペコだが、中国人留学生のチャイナにボコボコにされる。一方、スマイルは眠った才能を開花させ、2人の関係に変化が訪れる。センスの塊のような松本大洋が描く、才能がものをいう世界。幼馴染同士で最強のライバル。息を呑むような熱戦の興奮が冷めやまない体育館で、卓球ボールをはじく音が鳴り響く。おかえり、ヒーロー。ヒーローに会いたくなったとき、僕はこの漫画を読む。ドラゴンにチャイナ、アクマも素敵。BGMは迷うことなくスーパーカー。2020/08/27
ちぇけら
20
思えばぼくはずっと誰かのヒーローになりたかった。誰かのこころの真ん中にいて、呼ばれたらすぐに飛んで行ってそのひとの支えになれるような。いつからぼくは何にも為れないと思うようになったのだろう。傷つくことを知った、あの寒い冬からだろうか。本気になることを冷笑して、こころの奥にくすぶった炎を見ないふりした。それを平穏だと信じようとしていた。本気になることは怖いよな。だけどそこには音だけがある。誰も野次なんて飛ばさない。細胞の狂喜。待望の勝利。血がめまぐるしくめぐる。ペコ。お前は無敵のヒーローだ。愛してるぜ!!2022/03/17
645
20
これ程卓球を格好良く描いた漫画は無い!渋くて感動的でそれでいて寂しさが漂うそんな漫画だった。スマイルとペコを中心にキャラの魅力が素晴らしかったなぁ。彼らの思いや信念、生き方に読者は感情移入をしてしまう。再読した際には、誰の視点で読み進めるかでまた違った味がする漫画でもあったと感じる。最終巻の内容としては、ペコの飛躍具合に正直驚いた。正しくヒーローの復活劇と言える。スマイルはずっとこの瞬間を待っていたんだな。この場面を描く為にあった今迄と言って良い。5年後の垢抜けた彼らの姿も想像の余地を残す感じで良かった。2014/05/12
yura2
15
アニメ化記念再読。2014/04/11
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