内容説明
生きることはくたびれることだ。しかし今の時代には歳をとることも、死ぬこともまた楽ではない――(“あとがきにかえて”より)。笑いを忘れた人、今の時代が気にいらない人、〈死〉が怖い人……、あらゆる心の病いに効くエッセイ。日経新聞連載中、圧倒的好評を博した五木エッセイの総決算。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
りょう君
20
日経新聞に連載された軽妙なエッセイ集。旅行好きな氏が旅立ちのときの慌ただしさを書いた「旅行カバンの忘れもの」など面白い。旅先などで気楽に読める本かな・・あとがきにあった一節。みみずくは夜中に散歩する。みみずくを真似て深夜の散歩に出かけることにしよう。今日できることも明日に延ばして。2017/07/09
もいちょうけろ
3
五木さんの文章は毒があって好きだわ。ロシアに対する気持ちは並々ならぬ感じだな。ただ、髪を月に一度しか洗わないのは痒そう。2014/02/24
きぃ
2
これもかなり面白いエッセイ集でした。2016/11/25
tenorsox
1
幻冬舎が初めて世に放った六冊の一つ。停滞する文芸界に殴り込みをかける「闘争宣言」とまで言い切った割には、とりとめのない話の繰り返しで、何とも穏やかな大御所作家のエッセイ。読んでて心地よいけど、大したこと書いてないww2013/07/23
ジェス
1
エッセイ集 カメラとガス湯沸かし器がえかったかな 2012/08/26
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