内容説明
深夜、十津川警部の電話が鳴った。妻を殺し最近出所した男からだった。死んだはずの妻を見たという。同日、電話の男が殺され、現場に次の殺人を予告する血文字〈文殊に聞け!〉が残されていた。十津川は丹後に急ぐが、予告通り男が射殺され、凶器の指紋から、ライフルのオリンピック選手が浮上する。だが、彼は昨年焼身自殺していた……。死者が絡む奇怪な予告殺人を描く長編ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
8
「勝手に列車祭」第235弾。。。文庫コレクション476冊目。。。平成9年 1月 1日 発行 書簡。特急「丹後」5号これはある意味凄い列車である。なんといってもキロ28が編成に入っており、綾部でスイッチバック、西舞鶴でスイッチバックと凄かった。私しは乗る機会に恵まれなかったが、それより前の旧線をDDに引っ張られた14系客車で通っている。天橋立は親父の社員旅行で行ったと思うが、バスであったような記憶がある。2020/01/05
kenkou51
1
長編 ストーリーより西村氏の考える日本人論が興味深かった。2013/02/11