PHP新書<br> 世界名作の経済倫理学

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PHP新書
世界名作の経済倫理学

  • 著者名:竹内靖雄
  • 価格 ¥640(本体¥582)
  • PHP研究所(1997/01発売)
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  • ISBN:9784569554099
  • NDC分類:904

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内容説明

本書では、西洋文学を中心とした名作33編の、作者・登場人物の思想と行動を経済倫理学というユニークな視点で分析。女性の結婚戦略、男性にとっての最善の死に方から、神の存在への対処の仕方まで、徹底したリアリズムにつらぬかれた教訓を導き出す。日頃文学とは無縁な人も存分に堪能できる、甘口のヒューマニズムに慣れきった頭への格好の刺激剤。

目次

人間の世界に介入する神々―ホメロス『イリアス』『オデュッセイア』
父の仇討ちで母を殺す―アイスキュロス『オレステイア三部作』
国法か自然の法か―ソポクレス『アンティゴネ』
セックスと平和と共産主義―アリストパネス『女の平和』『女の議会』
中国人の行動文法―『水滸伝』
行動する人間の悲劇―シェークスピア『ハムレット』
パラノイアおじさんの冒険―セルバンテス『ドン・キホーテ』
ケチの経済倫理学―モリエール『守銭奴』
人間嫌いのユートピア―ジョナサン・スウィフト『ガリヴァー旅行記』
反儒教的生活―曹雪芹『紅楼夢』〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

13
あまり経済の話という感じではなかった。しかし、経済の背景に古典で描かれているような人間の本質、特徴を見出し、理解に努めることは、科学的な経済学を思考するのと同じ位大事なことではないかと思う。2016/05/12

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