内容説明
●最後の逢瀬に排卵誘発剤を使って待機する女●翌週一週間のスケジュールがぎっしりと書きこまれた手帳を持つ男と心中する女●一面識もない男の家の玄関先に居座り仰天すべき結末をもたらした女……。 女が怖い怖いと言いながらも、こよなく女が好きであった著者が、身を挺して得た貴重な成果を惜しみなく披瀝する、具体的女性論。
目次
第1部 いかに女は怖いか(滅茶滅茶に怖いはなし 『日ソ女性・衛星討論会』のこと 女より戦争が怖い筈なのに 神は女に嘘と力を与えたまう ほか)
第2部 なぜ女は怖いのか(なんにも悪いことしないのに なにがどうなって… ピテカントロプス・エレクトス 女だけが描く絵 ほか)