図書館の自由を考える

個数:1
紙書籍版価格
¥2,640
  • 電子書籍
  • Reader

図書館の自由を考える

  • 著者名:渡辺重夫
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 青弓社(2014/03発売)
  • ポイント 24pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787200211

ファイル: /

内容説明

図書館は国民の知る権利の保障装置であり、その自由は守られなければならない──捜査機関や社会的勢力による介入事件などをもとに、図書館のかかえるさまざまな課題を考察する。「図書館の自由」という概念の確立に向けての提起。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

目次

まえがき第1章 図書館利用記録とプライバシーの権利──「地下鉄サリン事件」における令状捜査と関連して はじめに 1 プライバシーの権利 2 図書館利用者のプライバシーの権利 3 プライバシーの権利と図書館利用情報 4 「捜査関係事項照会書」による捜査──刑事訴訟法第一九七条二項との関連 5 「捜査押収令状」に基づく捜査──憲法第三五条(捜査・押収令状)との関連おわりに第2章 「思想の自由市場」と図書館資料──富山県立図書館「図録」問題を軸に はじめに 1 富山県立図書館「図録」問題とは 2 図書館資料の提供制限 3 提供制限の「限定化」 4 「図録」問題のその後の推移 おわりに3 子どもの成長・発達と学校図書館──子どもの権利条約と関連して はじめに 1 子どもの権利条約の成立 2 「表現・情報の自由」との関連 3 「マスメディアへのアクセス権」との関連 4 「教育への権利」との関連 5 「余暇・遊び・文化的生活などへの参加の権利」との関連 6 学校図書館利用とプライバシー おわりに第4章 国民の権利としての図書館の自由──介入排除権と図書館資料請求権はじめに 1 『図書館の自由に関する宣言』 2 図書館の自由の基礎としての知る権利 3 図書館の自由の複合的性格 おわりにあとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんた

1
プライバシー権、成る程です。 社会的勢力。日々、そんな大きな形のとれた勢力以外からの圧力はあって、最近のニュースでは、人権その他国民の権利は犯されているのではないか、表現の自由は?知る権利は?情報操作?教育への政治的介入?等々。知らなければわからないまま操られていく、いる気がする。ほんの小さなことから、気づかない間に、戦後築かれてきた国民、人としての自由がまた、操作されていく事がないように、気を付けたいなと思わされた本です。2018/03/21

まげりん

0
プライバシー権のところは目をさらにして読みました。2012/06/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/357841
  • ご注意事項

最近チェックした商品