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内容説明
深町丈太郎。私立探偵、身長177センチ、体重75キロ、面長、筋肉質。醜男ではないがハンサムとは言い難い。女医と結婚、一女カオリをもうけるが離婚、心はさびしき愛の狩人……。ユーモア・ハードボイルドストーリーの真骨頂。これを読まずに漫画は語れない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
17
これは、唸るほど面白いです。双葉社ということはアクションコミックスですね、同じ双葉社でも「クレヨンしんちゃん」みたいに、マスには受けないでしょうがねー。わかる人だけ、スルメの様に噛み締めて読んで欲しいです。主人公怪我で顔に絆創膏貼りすぎでしょ！2019/03/31
剛腕伝説
14
別れた妻・澄子から昔のボーイフレンドの護衛を頼まれ、心乱れる深町丈太郎。その男は格好だけの空っぽな男だった。金持ちの道楽、殺人ゲームに巻き込まれる深町。ハードボイルド満載の一冊。2022/03/23
阿部義彦
9
再読、悪徳刑事との友情、はたまた昔の仲間との固い絆の精算。事件の陰には女有り。しかしても深町は何処で銃の腕を磨いたのか？不思議です。この巻でも2回にわたり、他人の為に銃で狙撃に成功します。一つはその手柄を丸ごと刑事にあげてしまいます。もう一つは、本人には気付かれない様に、タイミングを合わせてカモフラージュして敵を殺して本人がやった様に見せかけて何も言わずに立ち去ります。昔の水泳仲間には裏切られて利用されても、最後は自殺させて、ケジメを付けさせます。とにかくカッコ良すぎです。ハードボイルドだど！大人の漫画。2023/07/10
小林
1
どの話も素敵だが、やはり「若干の決意あり」が最もグッとくる。主人公は水泳仲間の旧友に陥れられそうになるも、寸前のところで気づいて、降りしきる雨の中、旧友の元に向かった。ボロアパートから今まさに逃げようとしている旧友とその奥さん。主人公は言う。 「おまえ水から上がったら……心が汚れたな」 旧友はおもむろに懐から拳銃を取り出して発砲するが、階段が崩れ落ちて誤射すると奥さんを射殺してしまった。悔いるように奥さんを見つめる旧友。2024/03/11
祐樹一依
1
【○】2021/01/18
