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内容説明
深町丈太郎。私立探偵、身長177センチ、体重75キロ、面長、筋肉質。醜男ではないがハンサムとは言い難い。女医と結婚、一女カオリをもうけるが離婚、心はさびしき愛の狩人……。ユーモア・ハードボイルドストーリーの真骨頂。これを読まずに漫画は語れない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
剛腕伝説
15
歯科医院の一角に間借りする探偵・深町丈太郎。金に汚いが貧乏で腕っぷしが強い。別れた女房に未練があり、小学校の娘には【あんた】呼ばわりされる始末。ハードボイルドで間抜けでちょっと良いやつ。面白かった。2022/03/18
阿部義彦
14
谷口ジローさんの色んな漫画を読みたいと思ってたら、ブックオフで見つけたので即購入。原作関川夏央、79年から80年まで「劇画ギャング」に連載。バツイチの私立探偵深町丈太郎の繰り広げる人間模様とアクションと別れた妻と娘との人生劇。まだまだ血気盛んなハードボイルドで顔の長い主人公が巻き込まれる悲喜劇の数々。娘には月に一度だけ会う事を許されている。この娘が丈太郎にねだるのが大島弓子の色紙でさすがに偉すぎるなあーとは、丈太郎の弁。ピカソの愛人だった日本人女性の話や後催眠による殺人など原作も良く物語を堪能しました。2023/07/08
プロムナード
4
ああ、この美学を画にできる谷口ジローの筆力。2015/01/02
コリエル
3
坊ちゃんの時代のコンビによる作品。1980年頃が舞台らしく、このコンビの初期作のようだ。いかにもなハードボイルド作品で、レトロだが谷口ジローという作家の絵にはこういう世界観もまた合う。しかし、この頃には探偵の腕っ節は強くないってのが定番になっていたんじゃないかと思うが強いな主人公。2018/03/10
HANAYAMA07
2
谷口ジローと関川夏央の黄金コンビ作。この2人の作だと、『「坊っちゃん」の時代』もいいですね。谷口さんの単著だと、「犬を飼う」も好きです。2025/08/09