光文社文庫 甲子園殺人事件 - 長編推理小説

著者名：深谷忠記

光文社（2014/01発売）

• ISBN：9784334722135
• NDC分類：913.6

内容説明

待望の春の甲子園出場決定！　倉田高校２年・桂木葉子の父親は、２４年前エースとして甲子園に出場。そして今、母校の監督として再びその土を踏もうとしていた。しかし、野球部員が暴行事件に巻き込まれ、出場停止の瀬戸際に！　葉子は真相究明に乗り出したが、その矢先、事件の鍵を握る男が殺された……。本格推理の名手が描く、学園ミステリー！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヨーコ・オクダ]

甲子園で事件が起こるわけでもなく、野球部員が探偵というわけでもなく、熱い青春ミステリでもなく…だから、うちは楽しめた！？ちょっと淡い恋愛フレーバーが含まれてる学園ミステリ。春の甲子園に出場が決まった野球部員がデッチ上げっぽい飲酒&暴行事件に巻き込まれる。騙された部員、監督の娘、監督を含む野球部OBたちがそれぞれ真相を探ろうと調べていくうちにとうとう死人が…。裏で描かれた筋書きはどんなものやったのか？首謀者は誰か？真犯人に最も早く辿り着くのはどの探偵役か？ラストギリギリのところまで面白い。

2020/06/14

[石田 正直]

２時間ドラマをみているような感じでした。最後のどんでん返しは、うーん、どうでしょうか、★２つってとこかな、

2018/04/20