内容説明
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終戦より1か年経過した。混乱する日本政府はGHQの指導のもとに新体制の整備に努力を続けた。この時期、昭和天皇は各県への巡幸を続けたが、感激して迎えた地方の民衆の声は…。著者渾身作第3巻、完結編。
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感想・レビュー
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筑紫の國造
6
最終巻。副題は「新憲法制定」となっているが、ページの多くが昭和天皇の行幸に割かれる。銚子の漁港での漁師とのほのぼのとするエピソードは有名だが、その他の土地でも天皇は熱烈に歓迎された。しかし、天皇との距離感に戸惑う民衆は時に熱狂に過ぎ、危険な場面も生ずる。また、行幸の回数が重ねられるにつれ、政治家による利用も懸念されてくる。この時代から、そういう卑しい人間はいたのだ。侍従の苦労もよくわかる。映画監督の深作欣二が年少の頃天皇を迎えていたのは知らなかった。しかし、ちょっと行幸の描写が長すぎる。2019/03/16
フンフン
5
相変わらず同じ著者による『日本占領』と重なる記述が多い。原稿コピペして原稿料稼いでいるのかと疑いたくなる。それにしても平成8年発行の昭和天皇の伝記で「戦後」篇と銘打ったら崩御まで扱うべきでしょ。昭和22年の御巡幸で終わりって何?2024/06/19