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内容説明
日本が初めて体験する海外からの侵攻―元寇(文永・弘安の役)。日本の存亡をかけたこの最大の国難に、鎌倉幕府8代執権・北条時宗はいかに悩み、そして決断をくだしたか…。蒙古侵攻をひかえながら、北条一族の政権争い、朝廷の分裂に巻きこまれる時宗。さらに暗躍する海商、そして日蓮の不気味な予言。内憂外患の中で一国を預かるリーダーの姿を描く長編歴史小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
2
元が攻めてきたときに戦うことを決断した宰相、北条時宗を描いた作品。公家や僧どもは祈って生じた神風のおかげで撃退できたのであり、実際に戦った武士や犠牲となった民のことは無視するかのように振る舞う中、武士の功績を認め、敵味方関係なく戦死者を祀る寺を造った時宗は偉い。けど時宗は結局九州には行かなかったのか。時宗の話が少ないのが残念でした。2013/09/20
hari
0
元寇時の将軍時宗のお話。 教科書だと神風で助かった的にしか書かれていないけれども、その裏には28歳という若さで日本の未来の決断を迫られた将軍、大宰府で命がけで戦い命を落とした武士が沢山いたわけで。 町民の恋愛から、日蓮、一遍も登場し歴史モノという堅苦しさもなく、ワクワクします。 ラストの竹崎五郎の「元との戦いのためにお生まれになった。生涯を日本を守る為に捧げられた」という言葉に号泣でした。 元寇で亡くなった方を弔っていると初めて知った円覚寺に改めて行きたいと思いました。そして禅すごい。 2012/01/30
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