内容説明
――いろいろあるけど、好きだから、やっぱりRPGってやめられない――雨にも負けず、風にも負けず、門限にも、男性ゲーマーの理不尽にも負けず、コンベンション会場のかたすみで、静かにゲームを楽しんでいた女性RPGファンたち。その工夫の記録をここに公開!! ゲームってどこでかえばいい? いっしょにゲームをプレイできる子を集めるには? ゲーマーの女の子のおしゃれって? ……男の子だったら気付かないような、女性ならではの視点でRPGについての「いろいろ」をあなたにお教えします。女性RPGゲーマーたちが、本音で語る、RPGトーク。すべての女の子ゲーマーに――もちろん、男の子にだって――お贈りします! ※本作品は電子書籍化にあたり権利許諾事由により榊雷輔氏のイラストを掲載しておりません。
目次
TRPGに挑戦する12章
「特別座談会」ちょっと危ないこと…。
TRPGから一歩踏みだす5章
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつだ
2
女の子は大変だって本。25年前の本なので、もはや当時の風俗を感じ取るための民俗学としての資料の風味がある。しかし書かれている内容が現在にも続いてる個所もあり、わたし(たち)はなんら成長していないと感じられる。特に「最低限男のコは清潔さは維持しろ」だろう。あと、セッション終了後に黙って後ろをついてくる男なんて恐怖だろうに。2020/04/25
KUU
2
再読。交通事故で入院時再読1。最初に読んだのは大学時代、TRPGのサークルに入っていた頃。当時ですら発行後数年経っており、既に「ちょっと昔の業界事情」的な感じはあったのだが、縁遠い分野の事を知るものとして大変楽しませていただいた。 しかし――今回数度目、そして大変久々な読み直しだったが、さすがに23年前ともなると、もう完全に「昭和30年代の庶民の生活」とか、そういう記録物って感じになるね2018/03/30
6月屋
1
20年以上前に出た本なので、同人誌の作り方が載っているなど、良くも悪くも時代を感じる記述が多い。その中で最も不変なのは「男性陣はせめて清潔なファッションをしましょう」だろう。2018/10/13