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内容説明
人は誰でも、完全な愛に会いたい、と願うものである。しかし、愛されたいと思っているうちは決して愛されない。相手の立場を考えることができるようになって初めて、真実の愛をつかむことができるのである。――男女のさまざまな出会いと別れを例に挙げながら、愛することの尊さと厳しさを力強く説き明かす。恋人、夫婦関係をよりよいものにするための、熱いメッセージ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K K
2
深かった。色々考えさせられた。ただ思ったのは、加藤さんはよほど女に苦労させられたのかな?男性の方が痛手が大きいと思ってらっしゃるようだけど、正直堕胎やレイプ、DVなど女性のほうがつらい。男性とは比べ物にならない。傷ついたという事実は、認めてあげていいんじゃないかな。ほんと愛とは神の領域。果した人はいるんだろうか。2016/06/25
薫
0
読了。2009/06/15
みぃ
0
愛とは祈りである。その人のためにその人から離れ、その人のために祈ること。自分で自分を支えられるようになったとき、はじめて人は人を愛することができるようになるのではないだろうか。成熟した愛とは、様々な性質を持った子供達を、様々の生活の形態を、様々の生き方を、受け入れ尊敬することができる。教育は、子供が自分から離れていくための準備をしてやるということ。自分を受け入れることのできた人間は、他人を見て他人が自分と同じように苦しんでいるのだということが見えてくる。満たされている人間は自慢話をあまりしない。2023/04/13