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内容説明
身近な小空間の植栽から信仰の対象となる巨木まで、樹木は日本人の生活に深く関わってきた。花を愛で、実を味わい、根を薬用にし、幹は材に用い・・その利用は多岐にわたる。村おこし、町づくりの中心に樹木を据える例も増えてきた。宅地造成、ゴルフ場建設、リゾート開発で日本の植生が、景観が、大きく変貌しつつある今、樹木との新しい関係が求められている。代表的樹種八十余種の生態誌・文化誌を記述する。挿図七七点付載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
31
今期朝ドラのモチーフは植物。やや北方多めの106種を解説。◉北アメリカ先住民が〈エルム〉のある土地は良い土地だと清教徒たちに教えたとある。そして火を生む木でもあり。そのハルニレの実の味や如何に。海岸性のウバメガシは「お尋ね者…などの絶好の隠れ家」か。ガジュマルは枝から気根を下ろすが、アコウは下ろさない。◉札幌の邸宅のケヤキの大木が羨ましかったとか、ネパールで飴玉のお礼にもらった萎びたイチジクの実とか、厚岸の屯田兵のクワ並木=絹路東端はバラ線(!)が巻いて哀れだとか。著者の人となりが見えて楽しい95年刊。2023/05/02
kinkin
3
カラー写真はないが、読み物としては続編もあわせて面白いと思う。2008/12/01
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