出版社内容情報
日本海軍が初めて大敗したミッドウェー海戦。死者たちは、それまでの生をどのように生き、どのように死んでいったか。歳月も消せなかったさまざまな愛の姿を描く
内容説明
ミッドウェー海戦の日本側の死者3064名,米国側の死者363名。死者たちは、それまでの生をどのように生き、どのように死んでいったか。そして遺された者たちは…。あいまいだった死者数をつきとめ、一人一人について厖大なデータを集め、日本全国はもちろん、アメリカにも数度取材した愛と哀しみの渾身のノンフィクション。61年度菊池寛賞受賞作。
目次
第1章 友永大尉の「真実」
第2章 いのちが宝
第3章 インディアンの血
第4章 空母「蒼龍」艦橋
第5章 生きのこること
第6章 「ハマン」からの声



