光文社文庫<br> 一億円の死角 - 長編経済小説

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光文社文庫
一億円の死角 - 長編経済小説

  • 著者名:清水一行
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 光文社(2014/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334719074
  • NDC分類:913.6

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内容説明

路上に放置された一億円。拾得者が警察へ届け、大々的な報道がなされたが、落とし主は名乗り出なかった……。日本の基幹産業の一翼を担う巨大企業の内部で、何が起こっている!? T自動車販売株式会社の大功労者、〃販売の神様〃とまで言われたK氏の、不肖の息子に関連した事件らしいという噂。老いてなお煩悩に身を灼く経営者の姿を見事に捉えた経済企業小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カープ好き

0
☆☆☆2016/07/16

いっち〜

0
30年くらい前の一億円拾得事件を元にした小説ですが、企業名等は架空の名前です(と言っても、最後の解説でばらされますが)。基本的には、一億円を拾われてしまったことを始め、トラブルシューティングに当たる人たちの奮闘(大体尻拭いですが)やひきこもごも、心理描写が多くやや重いですが、一億円を拾った小島のパートだけは妙にひょうきんでちょっと癒されます(笑)。ただ、愛すべき馬鹿という面が目立つ小島も、結局は名声への執着に目覚めることが示唆され、金への妄執にとらわれた田部井会長とうっすらとダブるのは印象的です。2015/07/14

you123

0
1980.4.25銀座三丁目の昭和通りの歩道のガードレールの支柱の上に風呂敷包の一億円を拾ったトラック運転手の話。(事実をもとに) この手の『3億円事件』ものも読みたくなった。2012/11/29

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